IPOセカンダリー投資をするときは、銘柄分析が重要

初値上昇率をいくつかのカテゴリーに分けて、儲けやすい銘柄の特徴を簡潔に捉えようとしたけど、あまり法則的なものは見つからなかった。

つまり、初値上昇率がどうだろうと、株価が上がっていく銘柄はあるし、逆に下がっていく銘柄もある。

だから、単純に「初値上昇率が200%~300%未満の銘柄が儲けやすい」と言うような答えは出なかった。

やはり、個別の銘柄分析が重要だと感じた。なかでも、事業内容を見て1年後は、利益を増やせているかどうかの視点は必要だと思う。

基本的に、利益が増えていけば会社は成長していって、株価も上がっていくわけだし。

まあ、そのような銘柄を見つけるのは、それなりに難しいのだけれど。

ここで、今まで銘柄分析をしたなかで、セカンダリー投資をしていたら、大きく儲かっていたであろう銘柄をもう一度見てみたい。

3位:「みらいワークス」の場合

みらいワークスは、2017年12月19日に上場している。このとき、公募価格は1,840円、初値は6,080円であるので、初値上昇率は+230%を超えている。

みらいワークス上場後の株価を見てみると、6日後の25日に一旦株価のピークを向かえている。それ以降28日までは株価が横ばいである。

一方、29日に再びピークを向かえて爆上げしていることがわかる。それ以降は、急落をした後、一時的に上下はするが緩やかに株価が下がっている。

ここで、上場当日に6,000円台で買った株を10,000円台で売れたかもしれないので、約40万円を儲ける機会があったことになる。

仮に、もう少し早いタイミングかあるいは遅いタイミングで株を売っていても、20、30万円ほどは稼げているような気がする。

みらいワークスの事業内容は、「コンサルタントのビジネスマッチングサービス『FreeConsultant.jp』の運営など」である。

FreeConsultant.jpでは、外資系コンサルティング会社や大手SI会社などの依頼のあった案件を、フリーコンサルタントに提案している。

ビジネスマッチングサービスの中でも、非常に専門性が高いことがわかり、ライバルが少ないような気がする。

2位:「サインポスト」の場合

サインポストは、2017年11月21日に上場している。このとき、公募価格は2,200円、初値は8,530円であるので、初値上昇率は+287%を超えている。

サインポストの上場後の株価を見てみると、急上昇していることがわかる。

つまり、1ヶ月以内に利益確定をしたとしても、50万円くらいは儲かったのではないだろうか?

もちろん、もう少し長く持っていれば、もっと儲けることができたかもしれない。

サインポストの事業内容は、「金融機関および公共機関向けのシステムコンサルティング事業、金融機関向けに先端IT技術などを提供するソリューション事業および人工知能を活用したイノベーション事業」である。

金融機関や公共機関向けにビジネスをしていて手堅さを感じる。また、AIを利用した最先端の事業にも将来性がある。

1位:「ヴィスコ・テクノロジーズ」の場合

ヴィスコ・テクノロジーズは、2017年12月13日に上場している。このとき、公募価格は4,920円、初値は15,000円であるので、初値上昇率は+204%を超えている。

ヴィスコ・テクノロジーズ上場後の株価を見ると、右肩上がりで伸びていることがわかる。

つまり、途中で利益確定をしていたとしても、100万円くらいは儲ける機会があったことになる。

ただし、最低投資金額も150万円からスタートなので、資金がないとそもそもできない銘柄ではあった。

このような銘柄でセカンダリー投資ができたら、大きく儲けることができるであろう。

ヴィスコ・テクノロジーの事業内容は、「画像処理検査装置の製造・販売」である。また、外観検査システムの導入に関するすべてをサポートをしている。

つまり、とても専門性の高いことをしているのがわかり、技術力も高い会社である。

まとめ

IPOセカンダリー投資で儲かったであろう会社を見ると、やはり事業内容に強みを持っていて、将来性のある会社が多かった。

このような銘柄であれば、上場後も順調に株価が上がっていくことが多いのだ。つまり、IPOセカンダリー投資で儲けるチャンスも多いと言える。

IPOセカンダリー投資をするときは、このように事業内容に注意して、儲かりそうな銘柄を探すのが良いだろう。