初値上昇率が0%~50%の銘柄でIPOセカンダリー投資をすると儲かるのか?

以前、「公募割れしたIPO銘柄」でセカンダリー投資をしたら儲かるのかを考えてみた。

結果、儲かるとき、儲からないとき、損するときの3パターンがあるので、勝率が高いとは言えなかった。

また、以前、「初値上昇率が50%~100%の銘柄」でIPOセカンダリー投資をすると儲かるのかも考えてみた。

このとき、3銘柄で見たとき、「初値上昇率が50%~100%の銘柄」でセカンダリー投資をすると、1勝1敗1引き分けとなり、微妙な結果になった。

今回は、まだ分析していない「初値上昇率が0%~50%の銘柄」でIPOセカンダリー投資をしたら儲けやすいのかを考えてみる。

事例1:「オプティマスグループ」の場合

オプティマスグループは、2017年12月26日に上場している。このとき、公募価格は1,800円、初値は2,001円であるので、初値上昇率は+11%を超えている。

オプティマスグループ上場後の株価推移を見ると、急上昇したあとに下落し、横ばいあるいは緩やかに上昇していることがわかる。

ここで、上場後1ヶ月以内であれば、初値より高い株価をつけているので、いつ売っても儲かったことになる。

このような銘柄を見つけることができれば、セカンダリー投資で儲けやすいのだ。

事例2:「要興業」の場合

要興業は、2017年12月25日に上場している。このとき、公募価格は750円、初値は950円であるので、初値上昇率は+26%を超えている。

要興業の上場後の株価推移を見ると、一時的に下落した後、急上昇している。その後、また下落した後、ほぼ横ばいで推移している。

ここで、上場後1ヶ月以内であれば、初値より高い株価をつけているときが多いので、儲けやすい銘柄だったと言える。

一方、上場後すぐに初値より下落しているので、焦って売ってしまったら損をしていたかもしれない。

しかし、損失額は小さいので、我慢して持っていることはできていただろう。

総合的に考えると、IPOセカンダリー投資で儲けやすい銘柄だったと言える。

事例3:「森六ホールディングス」の場合

森六ホールディングスは、2017年12月20日に上場している。このとき、公募価格は2,700円、初値は2,975円であるので、初値上昇率は+10%を超えている。

森六ホールディングスの上場後の株価推移を見ると、一時的に初値より低い値をつけているが、急上昇している。その後、また下落した後、緩やかに上昇している。

ここで、上場後1ヶ月以内であれば、初値より高い株価をつけているときが多いので、儲けやすい銘柄だったと言える。

一方、上場後すぐに初値より低い値をつけているので、焦って売ってしまったら損をしていたかもしれない。

しかし、損失額は小さいので、我慢して持っていることはできていただろう。

総合的に考えると、同様にIPOセカンダリー投資で儲けやすい銘柄だったと言える。

まとめ

事例1~3の銘柄で考えると、「初値上昇率が0%~50%の銘柄」はIPOセカンダリー投資で儲けやすい銘柄だと言える。

なぜなら、3つの銘柄とも、上場直後より株価が上昇していっているので、売るタイミングが多いからだ。

これは、初値が高くなりすぎていないから良いのかもしれない。初値が高すぎると、その後、株価は下落していくことが多いからだ。

しかし、今回は3銘柄しか見ていないので、まだ他の結果になることも考えられる。

次回は、違う銘柄、時期で「初値上昇率が0%~50%の銘柄」の株価推移を見てみようと思う。

そして、「初値上昇率が0%~50%の銘柄」がIPOセカンダリー投資で儲けやすいのかの結論を出すことにする。