初値上昇率が100%を超えた銘柄でIPOセカンダリー投資をすると儲かるのか?

以前、IPOセカンダリー投資でどのような銘柄を狙うべきかを考えた。

結果、「人気化した銘柄(初値上昇率+100%以上)」は、値上がりするから儲けやすいのではないかと言う結論に至った。

IPOセカンダリー投資で狙うべき銘柄を考えてみた

このときは、初値上昇率+104%の「ABホテル」を例に、株価の推移を見て売るタイミングを考えてみた。

結果、上場後の1ヶ月間であれば、どのタイミングで売っても儲かるので、セカンダリー投資がやりやすい銘柄だと言えた。

今回は、他の「人気化した銘柄」でIPOセカンダリー投資で儲けやすいかを考えてみる。

事例1:「ナレッジスイート」の場合

ナレッジスイートは、2017年12月18日に上場している。このとき、公募価格は2,000円、初値は5,010円であるので、初値上昇率は+150%を超えている。

初値がついた後に株を買って、どうなったかを見てみたい。

画像は、GMOクリック証券のチャートである。

ナレッジスイートの上場後の株価を見てみると、過去1か月間では全体的に大幅に下がっていることがわかる。

一時的に盛り返している日はあるが、初値より高い日がない。

つまり、この株を初値がついた後に買っていたら、売り時がないので損をしていただろう。

事例2:「すららネット」の場合

ナレッジスイートは、2017年12月18日に上場している。このとき、公募価格は2,040円、初値は4,345円であるので、初値上昇率は+113%を超えている。

上場後の株価を見てみると、以下のようになる。

すららネットの上場後の株価を見てみると、過去1か月間では全体的に大幅に下がっていることがわかる。

一時的に盛り返している日はあるが、初値より高い日がない。

上場後1ヶ月を過ぎて、ようやく初値を超える株価になっていることがわかる。

つまり、この株を初値がついた後に買っていたら、1ヶ月以内では売り時がないので困っていただろう。

個人的に、セカンダリー投資は1ヶ月以内の短期でやるべきだと考えているので、この銘柄はやりにくい銘柄だったと言える。

事例3:「Geniee」の場合

Genieeは、2017年12月18日に上場している。このとき、公募価格は1,350円、初値は2,674円であるので、初値上昇率は+98%を超えている。

正確には、初値上昇率+100%は超えていないが、2%足りないだけなので「人気化した銘柄」としておこう。

同様に上場後の株価を見てみる。

Geniee上場後の株価推移を見ると、過去1か月間では全体的に下がっていることがわかる。

多少、盛り返した日もあるが、それでも初値には及んでいない。

つまり、この株を初値がついた後に買っていたら、1ヶ月以内では売り時がないので損切をするしかなかっただろう。

事例4:「イオレ」の場合

イオレは、2017年12月15日に上場している。このとき、公募価格は1,890円、初値は5,100円であるので、初値上昇率は+169%を超えている。

イオレ上場後の株価推移を見ると、過去1か月間では上下を繰り返している。

このとき、初値を上回った日がないので、上場当日に株を買っていたら、損をしていた可能性が高い。

一方、上場4、5日後の株が下がった所で買っていれば、儲ける機会はあったであろう。

しかし、買い時と売り時のタイミングをつかむのが難しいので、ぼくがやったら損をしていたと思う。

まとめ

今回は、4つの「人気化した銘柄」でIPOセカンダリー投資がやりやすいかを考えてみた。

結果、上場後1ヶ月間で見たとき、初値を超えて株価が上場していく銘柄がなかった。

これは、以前「ABホテル」で見たときと異なる結果になってしまった。

そうなると、人気銘柄(初値上昇率が100%以上)を上場後に買って、1ヶ月以内に売ると言う単純な戦略では、儲けられないことがわかった。

なんとなくいけそうな気がしてただけに、残念な結果になってしまった。

次回は、「もっと人気化した銘柄」(初値上昇率が200%以上)で、IPOセカンダリー投資で稼ぎやすいかを考えてみる。

以前、「みらいワークス」でやったときは、初値上昇率が200%以上の銘柄は稼ぎやすいと感じた。

しかし、今回のように他の銘柄も見てみたら、また違う結果になるかもしれない。