2、3ヶ月後に売るIPOセカンダリー投資をすると儲かるのか? その②

前回、比較的勝率の高かった「初値上昇率が0%~50%の銘柄」を2,3か月保有したら、どうなるのかを考えてみた。

結果、3銘柄を見たとき、1勝1敗1引き分けである。

今回は、さらに3銘柄の株価推移を見て、2、3ヶ月後に売るIPOセカンダリー投資が有効であるかを考えてみる。

やはり、銘柄数が増えるほど、分析結果の精度が上がっていくので、できるだけ多くの銘柄を見ておきたい。

事例1:「クロスフォー」の場合

クロスフォーは、2017年7月20日に上場している。このとき、公募価格は730円、初値は1,051円であるので、初値上昇率は+44%を超えている。

クロスフォーの上場後3ヶ月の株価推移を見ると、初値より高い値のときが多い。

つまり、上場後にクロスフォーを買って、3ヶ月以内で売った場合、得をしていただろう。

このような銘柄であれば、セカンダリー投資で儲けやすいと言える。なぜなら、売り時が多く、儲かるタイミングが多いからだ。

事例2:「ネットマーケティング」の場合

ネットマーケティングは、2017年3月31日に上場している。このとき、公募価格は1,140円、初値は1,552円であるので、初値上昇率は+36%を超えている。

ネットマーケティングの上場後3ヶ月の株価推移を見ると、初値より低い値で推移している。

つまり、ネットマーケティングを上場後に買って、3ヶ月以内で売ろうとしたら、売りどきがなく困っていただろう。

よって、この銘柄を買っていたら、損をしていただろうから、1敗とする。

もし、この株を初値より高い値で売ろうとしたら、7か月は我慢する必要があったのだ。

事例3:「オークネット」の場合

オークネットは、2017年3月29日に上場している。このとき、公募価格は1,100円、初値は1,300円であるので、初値上昇率は+18%を超えている。

オークネットの上場後3ヶ月の株価推移を見ると、初値前後で推移していることがわかる。

つまり、この銘柄を上場後に買って、3ヶ月以内に売ろうとしたら、損得する両方のパターンがあったと考えられる。よって、1引き分けとする。

余談だが、この銘柄は全体的には株価は上昇傾向である。しかし、時々、株価が大きく下落している。これは、おそらく、利益確定をしているのではないだろうか?

株価が下がって割安になったあとは、また株価が上昇しているのが見られる。

まとめ

事例1:「クロスフォー」の場合、上場後3ヶ月の株価推移を見ると、初値より高い値のときが多いので、1勝とする。

事例2:「ネットマーケティング」の場合、上場後3ヶ月の株価推移を見ると、初値より低い値で推移しているので、1敗とする。

事例3:「オークネット」の場合、上場後3ヶ月の株価推移を見ると、初値前後で推移しているので、1引き分けとする。

まとめると、今回の3銘柄は、1勝1敗1引き分けである。

前回の3銘柄と併せて考えると、2勝2敗2引き分けである。なんとも言えない結果である。

また、まだ銘柄数が少ないので、結論を出すのは早い気がした。次回以降は、さらに多くの銘柄も見てみようと思う。