2、3ヶ月後に売るIPOセカンダリー投資をすると儲かるのか? その③

前回と前々回で、比較的勝率の高かった「初値上昇率が0%~50%の銘柄」を2,3か月保有したら、どうなるのかを考えてみた。

結果、6銘柄を見たとき、2勝2敗2引き分けである。

今回は、さらに3銘柄の株価推移を見て、2、3ヶ月後に売るIPOセカンダリー投資が有効であるかを考えてみる。

今回行うことで、9銘柄の分析をすることになるので、分析結果の精度がさらに上がると考えられる。

事例1:「ズーム」の場合

ズームは、2017年3月28日に上場している。このとき、公募価格は1,520円、初値は2,278円であるので、初値上昇率は+49%を超えている。

ズームの上場後3ヶ月の株価を見ると、初値より低い値で推移していることがわかる。

つまり、ズームを上場後に買って、3ヶ月以内に売ろうとしたとき、売るタイミングがなかったと言えるので1敗とする。

補足すると、この株が初値より高い値になるときは、約8か月後である。その後、株価は上昇していっているので、儲けることができただろう。

事例2:「ソレイジア・ファーマ」の場合

ソレイジア・ファーマは、2017年3月24日に上場している。このとき、公募価格は185円、初値は234円であるので、初値上昇率は+26%を超えている。

ソレイジア・ファーマの上場後3ヶ月の株価を見ると、初値より高い値で上昇している。また、初値をつけたあとは、急上昇していることがわかる。

そのため、この銘柄でセカンダリー投資をしていたら、勝っていただろう。

株価が2倍以上になっているので、数百株を保有していれば、それなりに儲けることもできたと言える。100株の価格が安いので、1,000株くらいは保有できただろう。

もし、1,000株保有していたら、30万円ほど儲けることができたかもしれない。

事例3:「グリーンズ」の場合

グリーンズは、2017年3月23日に上場している。このとき、公募価格は1,400円、初値は1,521円であるので、初値上昇率は+8%を超えている。

グリーンヒルズの上場後3ヶ月の株価を見ると、初値より低い値で推移していることがわかる。

つまり、上場後に株を買って3ヶ月以内に売ろうとしても、売り時がなかった可能性が高い。

そうなると、途中で損切をしていただろう。1敗とする。

補足すると、この株が初値より高い値になるときは、約8か月後である。その後、株価は上昇していっているので、儲ける機会もあったはずだ。

まとめ

事例1:「ズーム」の場合、上場3ヶ月の株価を見ると、初値より低い値で推移しているので1敗とする。

事例2:「ソレイジア・ファーマ」の場合、上場3ヶ月後の株価は、初値より高い株価をつけているので1勝とする。

事例3:「グリーンズ」の場合、上場3ヶ月後の株価は、初値より低い株価をつけているので1敗とする。

まとめると、今回の3銘柄は、1勝2敗である。

以前の銘柄と合わせると、3勝4敗2引き分けである。なんとも言えない結果である。

もう少し多くの銘柄を見て、結論を出そうと思う。