初値上昇率が200%を超えた銘柄でIPOセカンダリー投資をすると儲かるのか?

前回は、人気銘柄(初値上昇率が100%以上)を上場後に買って、1ヶ月以内に売ると言う単純な戦略では、儲けられないことがわかった。

初値上昇率が100%を超えた銘柄でIPOセカンダリー投資をすると儲かるのか?

今回は、「もっと人気化した銘柄」(初値上昇率が200%以上)で、IPOセカンダリー投資で稼ぎやすいかを考えてみる。

以前、「みらいワークス」でやったときは、初値上昇率が200%以上の銘柄は稼ぎやすいと感じた。

しかし、他の銘柄も見てみたら、また違う結果になるかもしれない。

事例1:「ヴィスコ・テクノロジーズ」の場合

ヴィスコ・テクノロジーズは、2017年12月13日に上場している。このとき、公募価格は4,920円、初値は15,000円であるので、初値上昇率は+204%を超えている。

上場後の株価を見てみる。

画像は、SBI証券のチャートである。

ヴィスコ・テクノロジーズ上場後の株価を見ると、右肩上がりで伸びていることがわかる。

つまり、途中で利益確定をしていたとしても、100万円くらいは儲ける機会があったことになる。

ただし、最低投資金額も150万円からスタートなので、資金がないとそもそもできない銘柄ではあった。

このような銘柄でセカンダリー投資ができたら、大きく儲けることができるであろう。

事例2:「サインポスト」の場合

サインポストは、2017年11月21日に上場している。このとき、公募価格は2,200円、初値は8,530円であるので、初値上昇率は+287%を超えている。

同様に上場後の株価推移を見てみる。

サインポストの上場後の株価を見てみると、急上昇していることがわかる。

つまり、1ヶ月以内に利益確定をしたとしても、20万円くらいは儲かったのではないだろうか?

もちろん、もう少し長く持っていれば、もっと儲けることができたかもしれない。

やはり、上場後に株価が上がっていく銘柄であれば、売るタイミングが多少ズレていても、儲けやすいことが分かる。

事例3:「UUUM」の場合

UUUMは、2017年8月30日に上場している。このとき、公募価格は2,050円、初値は6,700円であるので、初値上昇率は+226%を超えている。

UUUMの上場後の株価推移を見てみると、1か月間の間に急落していることがわかる。

つまり、UUUMを上場当日に買っていたら、おそらく途中で損切をしなければならなかっただろう。

急落具合が激しいので、1ヶ月以上我慢して持つのは、厳しいことだったろう。

まとめ

今回は、「もっと人気化した銘柄」(初値上昇率が200%以上)で、IPOセカンダリー投資で稼ぎやすいかを考えてみた。

結果的には、ヴィスコ・テクノロジーズとサインポストは儲ける機会がありそうだったが、UUUMを買っていたらおそらく損をしていただろう。つまり、2勝1敗である。

以前、みらいワークスとの結果を合わせると3勝1敗になるので、まあ悪くはない結果だと言える。

一方、金額が大きかったりするので、それなりにハイリスク・ハイリターンの投資とも考えられる。

そのことを踏まえたうえで、初値上昇率が200%以上の銘柄でIPOセカンダリー投資をやるのはありだと思う。

初値上昇率が200%以上の銘柄はなかなかないが、チャンスがきたらやってみる価値はあるのではないか?

次回は、初値上昇率が300%以上について考えてみたい。

以前、「エル・ティー・エス」でやったときは、初値上昇率が300%以上の銘柄は稼ぎにくいと感じた。

しかし、他の銘柄も見てみたら、また違う結果になるかもしれない。