初値上昇率が50%~100%の銘柄でIPOセカンダリー投資をすると儲かるのか?

以前、初値上昇率が50%くらいで、あまり人気化しなかったIPO銘柄でセカンダリー投資をしたら儲かるのかを考えてみた。

あまり人気化しなかったIPO銘柄でセカンダリー投資をしたら儲かるのか?

結果的に、儲かるときと損するときの両方の場合があることがわかった。

ただ、このときは、ミダック(初値上昇率は+53%)とオプトラン(初値上昇率は+66%)の2銘柄だけしか見ていない。

今回は、もう少し多くの銘柄を見てみようと思う。そのため、初値上昇率も50%~100%の銘柄までの場合で考えてみる。

事例1:「シー・エス・ランバー」の場合

シー・エス・ランバーは、2017年11月15日に上場している。このとき、公募価格は1,480円、初値は2,724円であるので、初値上昇率は+84%を超えている。

シー・エス・ランバー上場後の株価推移

画像は、マネックス証券のチャートである。

シー・エス・ランバーの上場後1ヶ月の株価推移を見ると、急落していて、全体的に下がっていることがわかる。

つまり、上場後に株を買っていたら、高値で売る機会がなかったので、損をしていた可能性が高い。

損を小さくするために、2、3ヶ月保有しなければならなかっただろう。

事例2:「シルバーライフ」の場合

シルバーライフは、2017年10月25日に上場している。このとき、公募価格は2,500円、初値は4,630円であるので、初値上昇率は+85%を超えている。

シルバーライフ上場後の株価推移

シルバーライフの上場後の株価推移を見ると、一時的に上昇しているが、すぐに急落していることがわかる。

つまり、売るタイミングが少しでも遅かった場合、損をしていただろう。

一方、3ヶ月経ったあたりでは、初値を超える機会が増えてきているので、我慢していれば儲けられたかもしれない。

明らかに損をしてしまったときは、値上がりするのを数ヶ月待つのも、一つの方法かもしれない。

事例3:「大阪油化工業」の場合

大阪油化工業は、2017年10月5日に上場している。このとき、公募価格は1,860円、初値は3,100円であるので、初値上昇率は+66%を超えている。

大阪油化工業の上場後の株価推移

大阪油化工業は、上場後1か月間は、一時的に株価が上昇したときもあったが、横ばいで推移している。

ただし、初値より高い価格で推移しているので、売るタイミングは多かったので、儲けられた可能性が高い。

一方、上場後1ヶ月以降は、株価が下落し始めるので、タイミングが遅いと損をしていたかもしれない。

一時的に株価が暴騰しているときがあるが、これは石油関連でなにか情報が入って、一時的に起きたことだと思うので、あまり考えない方が良いだろう。

まとめ

シー・エス・ランバーの場合、おそらく損をしていただろう。1敗とする。

シルバーライフの場合、儲けられたときもあるが、タイミングが少し遅れると損をしていただろう。1引き分けとする。

大阪油化工業の場合、1ヶ月以内であれば、いつ売っても儲かっていただろう。1勝とする。

このように、3銘柄で考えると、「初値上昇率が50%~100%の銘柄」でセカンダリー投資をすると、1勝1敗1引き分けとなった。

つまり、銘柄によって、勝ったり負けたりしている。やはり、「初値上昇率が50%~100%の銘柄」は、セカンダリー投資で儲けやすいとは言えないだろう。