あまり人気化しなかったIPO銘柄でセカンダリー投資をしたら儲かるのか?

前回は、ものすごく人気化したIPO銘柄でセカンダリー投資を行ったら儲かるのかを「エル・ティー・エス」=「初値上昇率が+313%」を例にして考えてみた。

「エル・ティー・エス」でIPOセカンダリー投資をしたら儲かってた?

エル・ティー・エス上場後の初値が付いた後に株を買い、1ヶ月以内に株を売ろうとしたとき、どのタイミングでも損をするようだった。

つまり、「初値上昇率が+300%以上」の銘柄では、儲けるのが難しいのではないかという結論に至った。

今回は、あまり人気化しなかったIPO銘柄でセカンダリー投資をしてみたらどうなるのかを考えてみたい。

つまり、初値上昇率が+50%以上の銘柄を例にして、その後の株価に注目する。

事例1:「ミダック」の場合

ミダックは、2017年12月22日に上場している。このとき、公募価格は1,300円、初値は2,000円であるので、初値上昇率は+53%を超えている。

ミダック上場後の株価推移

画像は、SBI証券のチャートである。

ミダックの上場後の株価を見てみると、上場日をピークに株価は急落している。

その後、一旦株価は上がるが、1,800円付近で横ばいに推移している。

つまり、上場日に株を買って、1ヶ月以内に株を売ろうとしたとき、どのタイミングでも損をしてしまうことがわかる。

ここで、結論を出すのは早い気がするので、別の銘柄を見てみたい。

事例2:「オプトラン」の場合

オプトランは、2017年12月20日に上場している。このとき、公募価格は1,460円、初値は2,436円であるので、初値上昇率は+66%を超えている。

オプトラン上場後の株価推移

画像は、同様にSBI証券のチャートである。

オプトラン上場後の株価を見てみると、全体的には上昇している。12月27日にピークを向かえて急落をしているが、1月6日付近で再度上がっている。

つまり、上場日に2,400円台で買った株を3,000円前後で売る機会は多かったと考えらる。

儲け額は5万円程度と多くはないが、売るタイミングが多いので、儲けるチャンスは多かった銘柄だと考えられる。

まとめ

今回は、あまり人気化しなかったIPO銘柄(初値上昇率が+50%以上)で「ミダック」と「オプトラン」を例にして、セカンダリー投資で儲けやすいかを考えてみた。

結果的に、儲かるときと損するときの両方の場合があることがわかった。

つまり、あまり人気化しなかったIPO銘柄(初値上昇率が+50%以上)でセカンダリー投資をするときには、他の要因も考えなければならない。

例えば、「事業内容の将来性」とか「上場した市場はどこか」なども考えて、株価が上がるかどうかを判断しなければならない。

そのため、人気化したIPO銘柄(初値上昇率が+100%以上)でセカンダリー投資を行うより、少し難易度が高いと感じた。

なぜなら、銘柄分析が正確にできなければいけないからである。

勝率が高いとは言えないので、このような銘柄でセカンダリー投資をするのは、控えておこうと思う。

次回は、公募割れした銘柄でIPOセカンダリー投資をしたら、どうなるかを考えてみたい。