リートや投資法人のIPOをセカンダリー投資をしたら儲かるのか?

あまり儲からないし勝率が良くないから、ぼくは、リートや投資法人のIPOには申し込まないようにしている。

だけど、IPOセカンダリー投資をすると、その後の株価がどうなるのかが気になった。もしかしたら、セカンダリー投資で儲けやすいかもしれないし、そんなことはないかもしれない。

と言うことで、いくつかのリートや投資法人のIPOを例にして、儲けやすいかどうかを考えてみることにした。

事例1:「カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人」の場合

カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人は、2017年10月30日に上場している。このとき、公募価格は100,000円、初値は95,000円であるので、初値上昇率は-5%である。

画像は、マネックス証券のチャートである。

カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人の上場後の株価を見ると、わずかではあるが上昇していることがわかる。

つまり、上場日に買って2週間以内に売っていれば、1、2万円は儲けるできたと考えられる。

しかし、1,2万円を儲けるためにリスクを取るには割りが合わないであろう。損はしなかったかもしれないが、やってもあまり意味がなかった銘柄だと考えられる。

事例2:「三菱地所物流リート投資法人」の場合

三菱地所物流リート投資法人は、2017年9月14日に上場している。このとき、公募価格は260,000円、初値は274,000円であるので、初値上昇率は+5%を超えている。

三菱地所物流リート投資法人の上場後の株価は、一時的に上昇後、急落し、また上昇しているように見える。

しかし、メモリが細かいので動いているように見えるが、実際は数千円しか変化していないのである。つまり、ほぼ横ばいに推移していると言える。

この銘柄を上場後にに買って、1ヶ月以内に売っていたら、おそらく儲かっていただろう。なぜなら、初値より株価が高いときしかないからだ。

しかし、儲け額は1万円もなかっただろう。なぜなら、株価はほぼ横ばいで推移していったので、ほとんど上がっていないからである。

先ほどの銘柄同様、この銘柄もリスクを負って1万円を儲けにいくことは、割りが合わないと言える。

事例3:「日本再生可能エネルギーインフラ投資法人」の場合

日本再生可能エネルギーインフラ投資法人は、2017年3月29日に上場している。このとき、公募価格は93,000円、初値は89,200円であるので、初値上昇率は-4%である。

日本再生可能エネルギーインフラ投資法人の上場1ヶ月後の株価は、分かりにくいが、少し下落しているように見える。

しかし、メモリが細かいので、株価はほぼ横ばいとも言える。

つまり、上場後に株を買っても、売るタイミングがなかったので、少し損をしていただろう。

ただ、損失額も1万円以内であったことが予想できる。なぜなら、株価はあまり動いていないからである。

まとめ

事例1~3を見てもわかるように、リートや投資法人は、IPOセカンダリー投資に不向きであると言える。

なぜなら、株価がほとんど動かないので、大きく損することはないが、同様に大きく得することもないからである。

上場後に株価があまり動かない理由を考えてみたが、そもそも人気がないからだと思う。

実際、普通にIPO投資をしても、あまり儲からないので、みんな欲しがらないのだ。その証拠に、公募価格が仮条件の上限で決まらないことがよくあるのだ。

もし、リートや投資法人でIPO投資やIPOセカンダリー投資をするなら、1年以上は保有しなければ儲からないだろう。

そうなると、IPO投資やIPOセカンダリー投資の旨みがないので、やっても無意味と言うことになる。

それならば、その資金を他のIPO投資に使った方が良いだろう。