2、3ヶ月後に売るIPOセカンダリー投資をすると儲かるのか? その④

以前、比較的勝率の高かった「初値上昇率が0%~50%の銘柄」を2,3か月保有したら、どうなるのかを考えてみた。

結果、9銘柄を見たとき、3勝4敗2引き分けであった。

今回は、さらに3銘柄の株価推移を見て、2、3ヶ月後に売るIPOセカンダリー投資が有効であるかを考えてみる。

今回行うことで、12銘柄の分析をすることになるので、分析結果の精度がより上がると考えられる。

事例1:「ビーグリー」の場合

ビーグリーは、2017年3月17日に上場している。このとき、公募価格は1,880円、初値は1,881円であるので、初値上昇率は+1%未満ではある。

ビーグリーの上場後3ヶ月の株価を見ると、初値より高い値のときが多い。一時的に、初値より低い値になったこともあるが、その後は株価は急上昇している。

そのため、この銘柄でセカンダリー投資をしていたら、勝っていただろう。

なぜなら、初値より高い値で売るタイミングが多かったからだ。最大で6万円近く儲けることができただろう。

まあ、株価の天井で売ることはできないことを考えても、数万円の利益が出せたと考えられる。

事例2:「うるる」の場合

うるるは、2017年3月16日に上場している。このとき、公募価格は3,000円、初値は3,330円であるので、初値上昇率は+11%である。

うるるの上場後3ヶ月の株価を見ると、初値より高い値のときが多い。一時的に、初値より低い値になったこともあるが、その後は株価は急上昇している。

そのため、この銘柄でセカンダリー投資をしていたら、勝っていただろう。

なぜなら、初値より高い値で売るタイミングが多かったからだ。最大で20万円近く儲けることができただろう。

同様に、株価の天井で売ることはできないことを考えても、10数万円の利益が出せたと考えられる。

事例3:「ロコンド」の場合

ロコンドは、2017年3月7日に上場している。このとき、公募価格は1,850円、初値は2,625円であるので、初値上昇率は+41%を超えている。

ロコンドの上場後3ヶ月の株価を見ると、初値より低い値で推移していることがわかる。

つまり、ロコンドを上場後に買って、3ヶ月以内に売ろうとしたとき、売るタイミングがなかったと言えるので1敗とする。

補足すると、この株が初値より高い値になるときは、約9か月後である。その後、株価は上昇していっているので、儲けることができただろう。

まとめ

事例1:「ビーグリー」の場合、上場後3ヶ月の株価を見ると、初値より高い値のときが多いので1勝とする。

事例2:「うるる」の場合、上場後3ヶ月の株価を見ると、初値より高い値のときが多いので1勝とする。

事例3:「ロコンド」の場合、上場後3ヶ月の株価を見ると、初値より低い値で推移しているので1敗とする。

まとめると、今回の3銘柄は、2勝1敗である。

以前の銘柄と合わせると、5勝5敗2引き分けである。なんとも言えない結果である。